朝日焼 茶碗 色変わり6種

朝日焼　茶碗　色変わり6種
　御煎茶の楽しみの一つにかわいらしいお道具を揃えるというのもございます。
お茶会ともなれば目を見張るようなすばらしい茶器が使われているのですが、普段使いのお茶碗も少しはいいものをと入手しました。

　京都の宇治の朝日焼のお茶碗です。せっかく京都にいるのですから、京都の焼き物を使いたいなと思っていた所、知人から入手いたしました。

朝日焼（あさひやき）は京都府宇治市で焼かれる陶器。宇治茶の栽培が盛んになるにつれ、茶の湯向けの陶器が焼かれるようになった。江戸時代には遠州七窯の一つにも数えられている。
朝日焼という名前の由来については、朝日山という山の麓で窯が開かれていたという説と、朝日焼独特の赤い斑点（御本手）が旭光を思わせるという説がある。

　こちらは朝日焼の代表的なものとは違い、現代的な同じ大きさのお茶碗を六脚いろいろな色で揃えた物です。朝日焼は鉄分を多く含む土を使用するために、赤い斑点がでるのが最大の特徴といわれているそうです。
　お茶碗の内側は白、外側は色がついています。外の色合いは均一ではなく、ぱっと見た所の色と違う（肌色のお茶碗に紫といったような、、）色が細かくグラデーションを描いています。ある種乱雑ともいえるお色なのですが、それがまた、じっと見つめてしまうような面白さです。
　こちらは少し古いものだそうですが、現在も活発に活動されている窯元さんで、日常使いの出来る茶器などもお取り扱いのあるとの事です。