こちら、四月終わりから五月中頃にかけて作らさせていただいておりました藤の花のきんとん「藤棚」になります。このころは、山つつじがも人気がありまして、緑色のきんとんの上に色とりどりのつつじを咲かせ、かわいらしいお菓子になるのですが、こちらは、あるお茶会でつつじ以外で、、とご注文いただいておつくりさせていただきました。
この季節、京都でも平等院など、藤棚で有名な所はございますが、ちょうど平安神宮の近くの岡崎を通った際、美術館裏の池の周りにございまして、大変きれいでした。
お花自体は小さく地味な印象の藤ですが、沢山集められ、また下に延びる花を上に見上げる鑑賞法もよく考えてみれば珍しいものです。

沢山の藤棚の中から、ひと房お手にとるようにお楽しみいただけますでしょうか?
この日、お茶席は野外のテントの下でお使いとのことで、お花も鮮やかなものを飾られておられました。地味目なお菓子ですが、黄色や赤のお花に対する事無くよい組み合わせに使っていただけました。
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