おめでたいお正月。お客様やご親戚が集まり、人が集まるとお菓子が振る舞われるものですが、せっかくのお正月ですので、普段とは違ったお菓子とゆうことで、真盛豆を御使いいただいております。
真盛豆は黒豆(黒大豆)を中心に使った和菓子です。
黒豆の煮豆は江戸時代の江戸の高級料亭だった八百善が正月向けに考案したとされており、正月料理(おせち料理)には欠かせないものとされる。労苦をいとわず物事にはげむこと、また、そのさまや、からだのじょうぶなことを「まめ」と呼ぶことから、これからの一年をそのように過ごせるようにという験担ぎである。
今では、全国でおせち料理(お重に入っているお正月の料理)に黒豆は欠かせないものになっているようです。実際、広島の料理屋さんのお重には当店の真盛豆が黒豆の代わりに使われていたり、煮物の黒豆は作るとなると手間がかかり、かっても誰も食べないから、、と代わりに真盛豆を御使いくださるお客様もいらっしゃいます。
もともと、お正月のおめでたいお菓子とされている「花びら餅」も、白みそのあんこを餅に見立てた求肥でつつみ、ごぼうを挟んだのは、ごぼうのお煮染めと京都の白みそのお雑煮の代わりにと考案されたそうです。当時は、せめて、、との事で代わりに使われたそうですが、その完成度の高さ、美しさ、また、心意気から現在でもお正月といえば花びら餅というようになっています。
みなさまも、今年は少し違った趣向でお楽しみいただけましたらと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿