おめでたい松竹梅の梅をモチーフにした上生菓子、練り切り梅のご紹介です。

ピンクの可愛らしい梅の花びらに黄色いにおいがついています。技術的には、白いあんこの内側に赤いあんこを重ね、透け方でピンク色にし、切り目の所が影が付いてこいピンクになるように調整されています。
京菓子の世界では、おしべ、めしべにあたるお花の真ん中の部分を「におい」と呼んでいます。もちろん、なにか香りのするものを付けている訳ではありません。
一説によると、花の香りを表現するために付けるので、そう呼ばれるようになったと言われています。
ことらも、裏通しした細かい「におい」が付いていますが、一つ一つ細い箸で付けて行くのでが、お花の部分が均等でも、少しの角度、量で表情が変ってしまいます。
最も可愛らしいお菓子で毎年人気のお品となっております。
0 件のコメント:
コメントを投稿