1989年(平成元年)にオープンした「織成館」は、「西陣織屋建」を活かしたミュージアムとして開設されました。
この建物は1936年(昭和11年)に西陣の帯地製造業「渡文」の初代当主・渡邉文七氏の「店兼住まい」として建てられたものです。水屋(炊事場/おくどさん=竈(かまど)など)を取り除き、1階と2階の一部も改装しましたが、梁や柱、狭い間口に奥行きの長い棟、明かり取りの天窓など、西陣の伝統的な家屋「織屋建(おりやだち)の特長をそのまま残しています。
ここでは全国の手織物、能装束、時代衣装の鑑賞から工房見学、作品展示まで手織のすべてが体験できます。
西陣織をはじめ全国各地の手織物などの常設展。
幕末から昭和初期の着物や帯など約600点のコレクションの中から企画にあわせて展示する企画展など、手織りの素晴らしさを実感していただけます。
また、西陣織のできるまでのビデオ映像設備も整っています。
京都上京にある手織りミュージアム織成館さんのご紹介です。
織成館さんがある道は昔からの織屋さんなどがつらなり、綺麗な道路に昔ながらの町並みをお楽しみいただけます。
近くには雨宝院等、名所もたくさんあります。
行くたびに楽しみになのは、玄関口にある生花。季節のいろいろな草花がセンスよく飾られ、背筋ののびるような気持ちにさせていただけます。
織成館に併設された「渡文株式会社」の製織工場では、資料をみながら、ゆっくりとお茶をのみおくつろぎいただけます。
当店とは昔からお付き合いいただいております。是非一度足を運んでいただけましたら幸いでございます。

表の浄福寺通りは風情のある石畳の道です。
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