上生菓子、練り切りの中でも人気の高い物の中に、お花をモチーフにしたものがあります。
こちらは、上生菓子 練切り 椿です。

照葉樹林の代表的な樹木。花期は冬から春にかけてにまたがり、早咲きのものは冬さなかに咲く。「花椿」は春の季語であるが、「寒椿」「冬椿」は冬の季語。
とあるように、お正月を跨いで、冬、春の季節を表すとして、お正月用としても古くから慣れ親しまれて来たようです。
実は当店の小さな裏庭にも椿の木が植えてあり、赤く大きい花が付くのを毎年楽しみにしています。
近年はお茶花として人気が高く、確かに、ちょっとした一輪挿しでも存分に存在感を表してくれますし、日本人好みのかわいらしいお花だと思います。
人気のモチーフですが、お菓子で作る場合、幾つも種類と方法がございます。
京菓子では、やはり練切りが多いようですが、今年は練切りの他に、上用、求肥の三種類をご用意させて頂こうと思っています。また、そちらも後日、ご紹介させていただきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿