2015年4月18日土曜日

比叡山 坂本 天台真盛宗総本山 西教寺

比叡山 坂本 天台真盛宗総本山 西教寺

比叡山、坂本にある天台真盛宗総本山 西教寺のご紹介です。

 西教寺は正しくは、 天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺 てんだいしんせいしゅうそうほんざんかいこうさんけんほっしょうさいきょうじといいます。聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建されたと伝えられています。その後、久しく荒廃していましたが、慈恵大師良源上人が復興、念仏の道場としました。恵心僧都も入寺、修業されたところから次第に栄えるようになりました。鎌倉時代の正中2年(1325)に入寺された恵鎮(円観)上人は、伝教大師が畢生の事業として提唱された大乗円頓戒を復興、その後百有余年を経た文明18年(1486)に真盛上人が入寺されるに至り、堂塔と教法を再興、不断念仏の道場とされました。以来全国に約四百余りの末寺を有する総本山となりました。


 金谷正廣が制作している真盛豆。実は、天台真盛宗の開祖であられる真盛上人がご考案された事が始まりのお菓子です。当時は砂糖等なく(日本で本格的に砂糖が生産されたのは18世紀といわれています)塩味のお菓子、保存食として考案されたようです。
 その後、比叡山から、北野の西方寺に伝わり、当店で作らせていただくお許しを得た際に甘いお菓子として再考案させていただいたと伝えられています。
 西教寺では現在様々な催しが行われており、特に秋に出される坂本の食用菊を使用した『菊御膳料理』等でも有名です。春にはさくら、秋には紅葉と見所がたくさんでいつでも賑わっております。
 そして、西教寺の売店では、地元名産品の他に金谷正廣の真盛豆も購入することができます。普段の商品とは少し違い、西教寺のいわれが同封されていますので、お立ち寄りの際は是非ご購入いただけましたら幸いでございます。

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