2015年4月18日土曜日

上生菓子 上用 干支 絵馬

上生菓子 上用 干支 絵馬
2014年度のお正月用生菓子のご紹介も後半です。
こちらは上用まんじゅう。見た目は普通のおまんじゅうですが、地方によりその製法に違いがあるそうです。
 京都ではつくね芋を使います。作る時は芋をする行程からはじまるのですが、大きくて粘り気のある芋はなかなか骨の折れる作業です。しかし、この芋が独特の風味を生みますので、手を抜く訳にはいきません。
 白いおまんじゅうというと、酒まんじゅうや、温泉まんじゅうを思い浮かべる方も多いかと思われますが、上用まんじゅうはれっきとしたお茶席で使われる主菓子です。
 練切りのような色味や華やかさはありませんが、お道具(一般のご家庭ではお出しされるお皿など、、)の色合いを引き立てる場合、また、ご一緒にお出しされるお茶の色を引き立たせるにはとても重宝すると言われます。
 こちらは絵馬の柄で、中には上質のこしあんをつめております。
上生菓子 上用 干支 絵馬

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